ナマズ関わる技術

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ク新兵さんはかわいそうだね、また寝て泣くのかよ。っていうやっ。あれを中国人っぽくクテッチョ(隊キ長サンノヘソミタミデ(見てミデディベソダって歌ったら、みんな大喜びでさ。もう1回って、もう1回ヨ年配の兵士は、ロシア製のナイフを2本持っていた。うらやましがると、気軽に1本を貸してくれた。このナイフが、あとでビクトルを支えることになる。この日本兵はなんでここにいるのだろうと、ビクトルは不思議だった。彼らはビクトルのことせんさくを詮索しないし、自分のこともほとんど語ろうとしない。あるとき酒を飲みながら仲間はシベリアかとふっと誰かが漏らした。脱走兵かなと思った。あるいはソ連軍の捕虜だったかもしれない。ソ連軍はひそかに多数の日本人捕虜を中国共産党にひきわたしていたといわれている。終戦後、何らかの形で共産党軍に入り込んだ元日本兵は、農民の集まりだった共産党軍を戦闘集団に変身させるのに大きな役割を果たしたのである。ビクトルが共産党軍の兵士と過ごしたのは、わずかの日々だった。ある日、兵士と共に河を渡った。船ではなく、壊れた鉄橋の聞に渡した鉄板の上を歩いて。朝もやのなか、ク敵地入を果たした然と歩きはじめた集結せよに潜兵士たちは猛。