うまく割るにはそれなりの技術が必要だった。1連の作業を執り行うのはビクトルである。ていてつそのとき俺がやったのはね、蹄鉄を掃除するときに使う先のとがった棒を斜めに突き刺して、上から石で叩いていくというもの。蹄鉄の経験がものを言ったね。蹄鉄用の榛は1本あればいろいろなことに利用できるから、大事に持っていたよ。どこで手に入れたかは忘れたけど開いた穴に、柳で作ったざるを沈ませかきまわす。光を求めてナマズが身を寄せできたら、それっとばかりにひきあげる。外気に触れたナマズはあっという聞に長い棒になった。そいつをバザルに持っていけば、またいい値で売れたんだよ3ハノレビンの孤独な日々はつしん収容所では死者の数か。層増えていた。寒さのために発疹チフスが猛威をふるい、体力のない人は次々発れていった。死人が出ると人々は服を剥、ぎ取り、自分のものにした。凍った地面に埋葬の穴を掘ることはできないので、アンペラ囲いの仮小屋に死体は積み重ねられた。しばらくするとやってきた馬車に手足をバリバリ折られて山積みにされ、どこかに持ち去られていった。1軒のアパトを共同で借りて暮らすような比較的統制の取れたグルプでは、形ばかりの焼めふあ香が行われた。

